空気清浄だけじゃない、観葉植物が身体にもたらすメリット8つ
投稿日:2019年08月17日
4. 達成感を味わえる
別の研究では、介護施設に住む住民に植物を植えてもらい、お世話の仕方を教えたところ、生活の質(QOL)が向上したと言います。研究者は、これは達成感や、植物に愛着を感じたことによるものではないかと指摘します(なかには、植物に話しかけたり歌を歌ったりした人もいたんだそう)。
「人は自分主導で何かを行うと、それを成し遂げたときに自尊心が生まれます」とニューヨーク大学のラスクリハビリテーション研究所の園芸療法部長、グウェン・フリードさんは言います。
「私の経験では、植えるところから始めると、より手をかけて育てるようになります。何かを育てるというのは人生経験のひとつですし、喜びをもたらしてくれます」。
思いっきり大きな声で歌いながら、リビングの植物にお水をあげてみては? 植物ならどんなあなたも受け入れてくれますよ。
5. ストレスを忘れさせてくれる
「植物を植えて積極的にお世話をすると、面倒でストレスフルな問題を忘れることができます。今現在に集中することができるんです」とアルトマンさん。
「精神的に満たされるので私たち自身に有益なのはもちろんですが、お世話をすると植物も喜びます。そうするとよく育ち、身体にもいい影響を与えてくれるんです」
ガーデニング初心者におすすめの植物ですが、光を多く取り込む部屋の窓辺には多肉植物が、適度な光の一般的な部屋にはフィロデンドロンがいいでしょう、とアルトマンさん。
「始めはうまくいかずに死なせてしまうかもしれませんが、大丈夫。またチャレンジすればいいんです。一流の庭師や園芸家だって失敗から学んできたんです。間違えながら少しずつ育て方を覚えていくんです」