2030年、世界はこうなっている(はず)②
投稿日:2020年01月07日
2.急を要する気候変動対策
2018年10月、国連は壊滅的な気候変動を防ぐために人類に残された時間は「あと12年」であると警告した。世界の温室効果ガスの排出量を、2030年までに半減させなくてはならないのだ。依然として排出量が毎年増加していることを考えると、途方もない目標と言っていい。
公正を期して言うならば、目標に達しなかったとしても、2030年1月1日に地球が突然滅亡するわけではない。しかし、報告書の主張は的を射ている。再生可能エネルギーに基づく世界経済への移行が早ければ早いほど、暴風雨の激化や海面上昇、山火事の多発といった深刻な災害を最小限に抑えられるのだ。
そのために何ができるだろうか。まずひとつは、世界中に炭素税を普及させることだろう。温室効果ガスを排出するたびに出費を強いられれば、グリーンエネルギーを導入する動機づけになる。ソーラーパネルや電気自動車(EV)に対しては豊富な補助金も必要だ。
また、公共交通機関を強化し、自動車の使用を抑制できるよう街を再設計しなければならない。さらにニッチに聞こえるが、とても重要な意味をもつのがエアコンだ。世界の気温上昇とともに需要が高まっているエアコンには、効率性の改善や二酸化炭素の隔離を可能にする根本的な再設計も必要となる。
2020年 生活についてのイベント
投稿日:2020年01月06日
2030年、世界はこうなっている(はず)①
投稿日:2020年01月06日
1.月面基地にようこそ
宇宙飛行士が最後に月面をあとにしたのは、1972年のことだ。当時ほとんどの人は、その後50年にわたって有人月面着陸が行なわれなくなるなど予想もしなかっただろう。だが米航空宇宙局(NASA)いわく、それがようやく変わるのだという。
NASAは2024年に、有人月面着陸を実施しようとしている。しかも今回は、恒久的な滞在を目指しているというのだ。「アルテミス計画」と名づけられたこのプロジェクトの目的は、月面とその周回軌道に人間が恒久的に滞在できる基盤を構築し、ゆくゆくはそれをNASAによる有人火星探査の拠点とすることである。
アルテミス計画が初めて発表されたころは、懐疑的な見方も多かった。NASAが使用するというロケットは初飛行すら完了しておらず、月面ミッションに必要な資金も不足しているなど、条件が整っていなかったのだ。しかしNASAは今年、同計画にとっての大きな一歩を踏み出した。月を周回させる予定の「ルナ・ゲートウェイ」の部品を製造する企業数社を選定したうえ、月面着陸船の設計も募ったのだ。
もしNASAが有人月面着陸を2024年に達成できれば、2030年までに恒久月面基地を建設するのも、さほど飛躍した話ではなくなるだろう
謹賀新年
投稿日:2020年01月01日
あけましておめでとうございます。 旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。 2020年も私たち社員一同、「お客様に喜んで頂く」を胸に、地道に『価値ある家造り』を取り組んで参りたいと思いますので 本年も変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。 皆様のご健勝をお祈り申し上げます。 |