銘木(めいぼく)とは、
主に稀少な杢、希少価値のあるもので、特に、杢に関してはケヤキの玉杢や、トチの縮み杢などが分かりやすい銘木である。
馴染みのある杉材であっても、樹齢や木目の風合いで銘木となる。
日本人は、古来から木を生活の中に巧みに取り入れ、世界に類を見ない、独特の木の文化を築いてきました。
その中にあって銘木はその風格と気高い美しさで人の生活に潤いと安らぎをもたらし豊かな感性を養い、精神的な拠り所を形成しています。
そして、我が国の木の文化の象徴的な存在となっています。
さて、銘木とは?
その定義は樹齢(200年以上)・形状・大きさ・材質等優れた物、挽き肌(製材された材面)の鑑賞価値の高い物とされています。