1 人為が加わっていないこと。自然のままであること。また、そのさま。「天然の良港」⇔人工。 「栄養不足で―に立枯になった朴の木の様なもので」〈啄木・雲は天才である〉 2 うまれつき。天性。「天然の美声」
① 人の力が加えられていないこと。自然のままであること。 ⇔ 人工 「 -の美」 「 -ウラン」 ② 本来の姿であること。生まれながらにして持っているもの。天性。 「 -の色白/にごりえ 一葉」 ③ 意図しないでそうなること。副詞的にも用いる。 「そこではなしには、-として、いひちがへんが、書くといふと書き違うて/言文一致 高見」 → 自然(補説欄)