「0宣言の家」に住む幸せ
投稿日:2018年03月31日
『愛工房』 奇跡の杉
「0宣言の家」では、『愛工房』と命名された低温乾燥装置で杉材を乾燥させ使用しています。そしてこの杉材を標準仕様として屋根の下地材(野地板)としています。見えない部分にまで徹底的にこだわり、家づくりを行っています。
例えば、一般的な家づくりには、屋根の下地材(一般的にいう野地板部分)に構造用合板 を使用します。強度はあるものの、接着剤を使用した合板は水や湿気に弱く、耐久性に問題があります。さらに、VOC(揮発性有機化合物)も少なからず検出されることから、「0宣言の家」では構造用合板を使用しないことをポリシーとしています。
愛工房 奇跡の杉の特徴は、
大きく5つあります
1.従来の高温乾燥を覆す、45℃の低温乾燥
2.木に気持ちよく汗をかかせるように水分だけを出して、木の長所を損なわない
3.防虫成分、芳香成分、精油成分はもちろん、艶も残ったままなので耐久性に富んでいる
4.木が呼吸しているため、空気を浄化する
5.自然の木本来の保湿効果、調湿効果がある
一般的な木材の人工乾燥は、乾燥温度60~120℃以上です。高(中)温乾燥は、木材に無理矢理水分を吐き出させるため、水分だけでなく、木材の持つ油分や腐れやシロアリから木 材を守る有効成分等も水と一緒に出してしまい、乾燥を終えた木材は艶もなく、耐久性も低くなってしまいます。また植物は60℃以上の熱を加えると「酵素」が壊れてしまいます。それに対して45℃で乾燥させた愛工房 奇跡の杉は、木の大切な「酵素」が損なわれないので、強度、色、艶、香りは人工乾燥の木材をはるかに超えています。つまり生命を保った「呼吸建材」として住まいの一部となり、木も人と同様、呼吸する生きものとして生き続けるのです。
限りなく自然乾燥に近い木材には、耐久性があります。住宅の長寿命には必須だと考えています。その結果、木そのものが調湿材断熱材の役割を果たし、室内の空気を爽やかに保ちます。さらにはシロアリなどの侵食を防ぐ効果があります。これらが、愛工房 奇跡の杉と呼ばれる理由なのです。
「愛工房」全景
「愛工房」内の壁
『愛工房』材使用箇所は各工務店で異なります。
(使用詳細等はお客様でお問い合わせ願います。)
フリーダイヤル 0120-95-1711